2021年5月14日金曜日

環境モニタリングのベストな導入方法

 

環境モニタリングは、データ集約的な情報収集を必要とします。環境モニタリングを目的としたインテリジェントラックPDUを導入する際のベストプラクティスについてご紹介します。  

環境モニタリング用に設計されたデータセンターのインフラは、経年劣化を最小限に留めるだけでなく、重要な情報にいつでもアクセスできるプラットフォーム上に構築されなければなりません。 環境モニタリングには、どのような状況下でもオンサイトでその役割を果たすことができる確かなコンポーネントと、そこから生成される重要な情報に遠隔地からでもアクセスできる能力が必要です。 集めたデータをいかに早く、効率的に処理するかが鍵となります。

環境モニタリングの要となる性能

環境モニタリングというと、ラック周囲の状態や温度、湿度などの情報を収集するセンサーのことよりも、出力されるデータを思い浮かべるのは当然です。しかし、センサーやプロセッサーなどのコンポーネントの良し悪しが環境モニタリングの成否を左右するのは当然のことです。 ラックPDUを中心とした環境監視システムを構築し、信頼性の高い情報を一貫して提供することが必要です。

そこで活躍するのがラリタンのiX7コントローラです。 iX7コントローラは、ラリタンのPXインテリジェントPDU用に開発された、理想的な環境監視プラットフォームを提供する監視ツールです。  

  • iX7は、目的に応じた多様なポート、大容量のメモリ、高効率のプロセッサを備え、インテリジェントPDUの中で最も長いテクノロジーライフスパンを実現しています。  
  • さらに電源とネットワークの冗長構成を実現します。iX7は、拡張ポートから標準的なcat5ケーブルで電源二重化を提供します。万が一、PDUの電源が切れても、iX7は警告を発し、ネットワークの接続性を維持します。  
  • また、Xerusと呼ばれる応答性の高いユーザーインターフェースには、デスクトップPCやモバイル機器からリモートでアクセスできます。  

導入のしやすさと扱いやすい汎用性 

端的に表現しますと、iX7はデータセンター向けに完全に最適化されたブレードシャーシのようなものです。 従来に類を見ない最も先進的なPDUコントローラであるiX7は、資産管理、ラックへのアクセスとセキュリティ、環境監視、キャパシティ管理などの機能を提供します。 これらのデータはすべて、Power IQモニタリングソフトウェア、またはお客様のBMSやDCIMソフトウェアを介して活用することができます。  

iX7コントローラー搭載のインテリジェントラックPDUの詳細と、お客様の環境監視ニーズへの対応については、ラリタンまでお問い合わせください。   

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