このブログでは、Globe Newswireが最近発表した、世界のKVM市場の現状と、その継続的な成長に貢献するいくつかの要因について紹介します。
昨年発表されたKVM市場に関する調査レポートにおいて、ラリタンは市場の主要プレイヤーの一人として名を連ねています。 しかしこのブログは、そのような賞賛にの話ではありません(この評価には非常に感謝しておりますが)。 今回は、KVM市場の世界的な拡大について、特に放送、通信、公共事業、運輸などの成長産業に携わるKVMユーザーを対象に、そのポイントを解説します。
KVM市場の成長を推進する要素
KVM市場全体では引き続き北米がリードしていますが、ヨーロッパとアジア市場で予想を若干上回る成長が見込まれるため、世界市場の売上高は10億ドル強になると予想されています。 また、データセンターは引き続き最大のシェアを占めていますが、今回の予測には、この成長率を支えるいくつかのトレンドが含まれていることも特筆すべき点です。
ここでは、レポートから抜粋した4つのポイントをご紹介します。
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放送技術の進歩そして高品質・高精細なライブストリーミングへの需要の高まりが、市場の成長を牽引しています。また放送局における高性能KVM-over-IPインフラへの投資の増加が、KVM市場の成長を後押ししています。
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放送、小売り、金融のような様々な業界にかかわる大企業も個人も多くはWindowsを利用しています。Linuxは組み込みシステムから仮想スーパーコンピュータにいたるまで、企業での利用に非常に人気があります。
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KVM-over-internetを利用したサポートは継続的に拡大
KVMはオンプレミスでのリモートワーク体験を強化することが可能で、これも市場の重要なトレンドとなっています。4Kやマルチモニター対応のKVM拡張・切替機能とセキュアなネットワーク接続により、システムやアプリケーションにリモートで接続し、制御、共有、システム管理することができます。KVM-over-Internetは、電力会社、放送局、ポストプロダクション、石油・ガス会社、医療、軍事・防衛、輸送など、ミッションクリティカルでタイムクリティカルな幅広い業界に最適です。
コミュニケーションのニーズの高まり
COVIDパンデミックは、製造現場を除けばこの市場にほとんど影響を与えず、多くの点で成長を後押ししたように思われます。 在宅勤務がノーマルになり、通信会社や公益事業がますます優勢になりつつある現在、KVM市場がそれに追随するのは当然のことでしょう。
ラリタンではお客様のリモートアクセス、制御、監視のニーズをサポートするために、数々の受賞歴を誇るKVMとKVM-over IPについて、詳しくご説明させて頂きます。お問い合わせはこちらまで。
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