COVID-19パンデミックは、世界的に進行する人類の健康と経済の危機です。そんな中でも企業は、ビジネスとシステムの稼働を維持しなければなりません。 さらに従業員の安全と健康を維持する必要があります。 現在、多くの従業員がフルタイムまたはパートタイムで在宅勤務をしています。米国、ヨーロッパ、アジアの多くの地域では最悪の事態は去ったように見えますが、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、秋から冬にかけて「第二波」が来るかもしれないと警告しています。このような不確実性の高い環境では、遠隔管理が大きな利益をもたらす可能性があります。
KVM-over-IPスイッチやシリアルコンソールサーバが提供できるKVMの機能やメリットには、以下のようなものがあります。
• どこからでも遠隔から機器をサポートし、メンテナンスするためのリモートIT管理
• インターネットやVPN経由で自宅からセキュアなIPアクセスと制御
• Java不要のBIOSレベルのリモートアクセス
• 仮想メディアで、リモートからファイル転送やソフトウェアのインストール、OSのリブート
• PCシェアで複数の拠点の複数のユーザーがコンピューターにアクセス
最近の重要な活用事例として、在宅勤務の社員をサポートすることが挙げられます。IT担当者が自宅からリモート管理ツールを使用してリモート機器のサポートやメンテナンスを行うことも含まれます。ラリタンのKVM-over-IP製品は、LAN、WAN、インターネット上の仮想メディアを使ったJavaフリーのBIOSレベルのアクセスをサポートしています。仮想メディアは非常にパワフルで生産性の高いツールです。IT管理者は、リモートドライブからファイルのやりとりをしたり、遠隔地にあるシステムにソフトウェアをインストールしたり、ISOファイルから新しいOSを起動したりすることができます。仮想メディアを使用することで、IT管理者は、どこにいてもリモート機器を完全にサポートし、トラブルシューティングすることができます。
もう一つの重要な活用事例は、遠隔地の機器を共有・管理するためのリモートコラボレーションです。ラボの機器やソフトウェア/ハードウェアの開発などで利用されます。プロジェクトスタッフは、国内はもちろん、海外でも複数の拠点で仕事をするケースがあります。 2020年には、一部のメンバーが自宅で仕事をする可能性が高くなっています。ラリタンのKVM-over-IP製品は、このようなコラボレーションをサポートします。当社の大口顧客の多くは、生産性を高めるために機器を共有し、グローバルでコラボレーションを行っています。
昨今、セキュリティは重要な要件となっています。 ラリタンのKVM-over-IP製品は、さまざまなセキュリティ機能をサポートしています。KVM-over-IPとシリアルコンソールのセッションは、高品質の暗号化によって保護されています。多くのお客様は、自宅や外出先から作業をする際にVPNを利用しています。
まとめとして、ラリタンのKVM-over-IPとシリアルコンソールソリューションは、このような不確実な環境下でのリモート管理に不可欠なツールです。 これらのソリューションには、以下のような優れたメリットがあります。
• 事業継続を確実にする
• 移動を最小限にできる
• 個人の安全を守れる
• ソーシャルディスタンスをサポートする
Dominion KX III、KX IV、LX IIといったラリタンのKVM-over-IP製品について詳細はこちら。
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