2015年4月3日金曜日

DCIMツールでデータセンターのスペースをモニタリング

従来、IT機器のモニタリングや管理は設備系機器とは別々のシステムで行われていました。データセンターのパワーチェーンが拡大して複雑に絡み合うようになるにつれて、よりインテリジェントな統合管理ツールを利用してIT管理と設備管理の溝を埋めることで多くのデータセンターのサブシステムを効率的に管理し、生産性を向上し、可用性を維持することが求められるようになってきました。

サーバー、ネットワークスイッチ、ラックPDUといったIT関連機器からの情報や、空調、UPS、リモート電源パネルからの情報を収集すれば、従来よりも正確で包括的なデータセンターの情報を把握できます。 たとえば、設備担当者もIT機器からのデータを見ることで消費電力の削減、スペースや電力、冷却の最適化を図ることが出来ます。

多くのDCIMソリューションはBMS、BAS、EPMSといった既存の設備システムを容易に統合できるため、ITと設備両方の健康状態を一つの画面に統合して見ることによって既に収集されたデータを活用出来ます。

設備管理におけるDCIMの重要性に基づいて開発されたラリタンのPower IQ® DCIM モニタリング ソリューションは空調、UPS、.リモート電源パネルといった設備関連機器のモニタリングとレポートをサポートします。

データセンターのヘルスマップ画面によって、データセンター全体の現在の状況を俯瞰し、冷やしすぎや、電力使用量オーバーを迅速に認識できます。キャビネット検査の機能を使えば、ラックに搭載した各機器の情報を取ることもできます。

注目すべきは、ラリタンのPower IQを使えばパワーチェーンの主要ポイントとなるビル側の電力メーター、フロアPDU、リモート電源パネル、バスウェイ、 インテリジェントPDU、ブランチサーキット、空調からの消費電力をモニタリングできるということです。これによってデータセンターに潜むリスクを事前に検知し、システムのトラブルが発生する前に解決することが可能になります。

DCIMモニタリングソフトウェアPower IQについての詳細はこちらのスペックシートをご覧ください。

Paula Alvesによる2015年1月15日の投稿より

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